2011年9月11日日曜日

顕在ニーズと潜在ニーズの違い

製品・サービスが売れるためには、ニーズを知り、ニーズを満たす商品をつくり、
顧客がその商品の存在を知り、特徴を理解し、手に入る場所に商品が置かれ、
入手できる適切な価格で提供されている必要がある。

マーケティングの定義で話したが、マーケティングにおいて(そもそもビジネス)で、
お客様のニーズを知る・見つけることはとても重要。
ニーズは大きく分けて顕在ニーズ潜在ニーズに分けられています。

では、具体的に顕在ニーズとはどんな要求なんでしょうか。
例えば、こんな要求です。
  1. 鼻をかみたいからティッシュが欲しい
  2. お小遣いを減らされたから携帯電話料金を安くしたい
  3. 秋の行楽シーズンに、紅葉狩りに行きたい
今直面している問題や課題に対して、明確に解決方法を持っている。
それが顕在ニーズです。

顕在ニーズに対して、そもそもある事柄が問題または
課題であると認識できていないものを潜在ニーズといいます。

潜在ニーズを満たした例としては、amazon.comがあげられます。
amazon.comは、インターネットを利用することで、
24時間買い物をしたいという消費者の潜在ニーズを満たし、
世界最大のショッピングサイトに成長しました。

他にも潜在ニーズを満たした例はいくつかあります。
  1. iPodは、重ねられたCDの山を押入れの奥底に追いやることを支援しました。
  2. スシローは、1000円で新鮮な寿司を腹いっぱい食べさせてくれました。
  3. クイックルワイパーは雑巾がけという掃除方法を忘れさせてくれました。
このように、偉大なプロダクトの成功の背景には、潜在ニーズ
大きく関係していたことがわかります。

見つけるのはとても大変ですが、見つけれられたら大きい利益を得られる。

それが潜在ニーズです。